「サイドFIREをした後、お金がなくならないだろうか」
「老後もずっとオルカン・S&P500で大丈夫?」
こう思うことはありませんか。
サイドFIREにあたって一番怖いのは「途中で資産が枯渇すること」です。
しかし、恐れることはありません。
確実ではないとしても具体的に将来を考えることで、不安はなくなります。
今回は、わたしなりのマネープランを共有していきたいと思います。
何歳まで生きることを想定するべきか
100歳までを想定しましょう。
人は自分が何歳まで生きることができるのか分かる人は誰1人としていません。
当然わたしにも分かりません。
この問題はいくら悩んでも仕方がありませんので、「100歳まで生きる」とひとまず決めてしまいましょう。
32歳(現在)から44歳
ひたすら資産を増やすことに専念します。
現金預金は100万程度(生活費半年分)として、残りは投資に回します。
資産は取り崩すのではなく形成していくフェーズです。
インデックス投資と配当株(ETF)をメインに資産形成します。
今後13年間は年間200~250万円を資産形成のために貯蓄する予定です。
45歳から64歳
45歳時点で必要な金額は5,000万円です。
内訳としては
現金:500万円
インデックス投資:3,000万
配当株(ETF):1,500万円
45歳でサイドFIREするので、基本的に資産の積み立ては終了となります。
ここからは、積み立てた資産を運用しながら生活していきます。
月の生活費は15万円程度です。
インデックス投資の取り崩し率は3%にします。
4%にしたいところですが、暴落時にメンタルが持ちそうにもないので、控え目にしました。
配当株(ETF)も利回り3%で計算します。
よって、月の資産収入はインデックス投資が6万円、配当金が3万円(税引後)
不足額は月6万円になるので、これを派遣やアルバイト等で稼ぎます。
月6万円稼げれば良いので、給料が少なくとも自分の好きなことやストレスが溜まらない長く続けることができる仕事を選んでいきたいです。
65歳から79歳
65歳時点で必要な金額は4,000万円です。
内訳としては
現金:1000万円
インデックス投資:1,500万
配当株(ETF):1,500万円
65歳から年金の受給が開始です。
このあたりからインデックス投資と配当株(ETF)の割合を変えていきます。
そして、高齢になるにしたがって徐々に現金預金を増やすつもりです。
月の生活費は15万円程度です。
私の場合、年金受給額は月10万円程度になる想定です。
不足額は月5万円です。
インデックス投資の取り崩し率は3%、配当株(ETF)も利回り3%で計算すると月6万円になります。
月1万円の余裕ができますね。
この1万円を再投資するか贅沢に使うかはその時の気分で決めたいと思います。
80歳から100歳
必要な金額は3,000万円です。
内訳としては
現金:2,400万円
配当株(ETF):600万円
資産の大部分を現金預金として保有します。
この年齢層になると、認知症等で適切な判断ができなくなる可能性が高くなります。
よって、資産運用する年齢ではありません。
残った資産を取り崩すフェーズです。
これまでに運用してきた投資信託(インデックス投資)は80歳時点で全て売却します。
配当株(ETF)は少し残しておきます。
売却せずとも自動的に配当金を受け取れるため、月のお小遣いと考えています。
年金受給額が月10万円。
生活費は月15万円程度。
最後の5年間は有料老人ホームに入るとします。
費用は、入居一時金300万円・月額30万円と仮定します。
95歳までは、不足額の月5万円×12か月×15年間=900万円
最後5年間は、費用が300万円(入居一時金)+1,800万円(30万円×12か月×5年間)。
ここから年金受給額600万円(年金月額10万円が15年間)を差し引くと1,500万円。
合計は、2,400(900+1,500)必要となりました。
もし、追加費用が出てくる場合は、配当株(ETF)を取り崩します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
以上がわたしのマネープランになります。
45歳で5,000万円用意できれば、サイドFIREとして十分成り立つことが分かりました。
ただ、これはわたしのケースであり、マネープランは一人一人異なります。
ぜひ、皆さんも自分に沿ったマネープランを立ててみてください!