「公務員ってサイドFIREに向いていないよね」
「公務員は副業できないし、スキルも身につかないよね」
こんな意見がSNSで見かけることがたまにあります。
サイドFIREを目指す公務員の方は特に気になりますよね!
わたしも公務員なので、一度自分なりに調べてみました。
その結果をみなさんと共有できたらと良いなと考えています。
結論
正直、会社員のほうが向いていると考えます。
自分は公務員なんですけどね。笑
しかし、公務員もサイドFIREが難しいわけでは全くありません。
会社員と公務員の違いを見ていきましょう。
入金力の違い
サイドFIREを目指すうえで最も大切なことが入金力です。
この点に関して、会社員の方が有利と判断できます。
入金力を上げるためには、主に4つの方法があります。
「副業で稼ぐ」「転職して収入を上げる」「残業をする」「支出を減らす」
残念ながら公務員は基本的に副業ができません。
転職しても収入を上げることは難しいでしょう。
公務員としてできることは「残業をする」「支出を減らす」ことになります。
入金力の方法が公務員よりも多い点が、会社員が有利である理由です。
では、公務員が会社員に入金力で勝てないのでしょうか。
「残業をする」「支出を減らす」、この2つについて見ていきましょう。
残業をする
多すぎる残業はダメです。
少しの残業(20h程度)がベストです。
残業が多すぎるとストレスが溜まりお金を散財したくなります。
精神的にも悪く、サイドFIRE前にメンタルが壊れてしまう可能性もあります。
個人的な感覚では、40時間を超えると急激にストレスが溜まって散財することが増えました。
また、残業が多いと平日のプライベートがほとんどなく、仕事のための人生になります。
サイドFIREを目指そうとする公務員の方々は、おそらく仕事のための人生を望んでいないはずです。
ただ、残業が全くないと公務員の給料ではサイドFIREが遠くなります。
20時間程度が、ストレスを溜めすぎず、プライベートも確保できる時間であると考えます。
支出の削減
会社員よりも公務員が少しだけ有利と思います。
固定費削減やiDeCo・ふるさと納税による節税等は会社員・公務員共通です。
違いは、「仕事に関する支出が公務員は少ない」ということです。
会社員であれば、スーツ、革靴、飲み会、ゴルフ等の出費があることが多いです。
営業職の方は、特に出費がかさむと思います。
一方、公務員は服装の自由度は高く、スーツを着ている人はあまりいません。
わたし自身も、スーツは仕事用、冠婚葬祭用の計2着しか持っていません。
スーツの買い替えも5年間くらいはしていません。
仕事はチノパン、ワイシャツ、カーディガン、スニーカーといったカジュアルな服装です。
仕事に関する支出は、会社員より公務員の方が少ないと言えるでしょう。
入金力の安定性
少し話が逸れますが、公務員は、仕事ができるできないに関わらず、年々給料は上がります(笑)
会社員の方からすればビックリしますよね。
成果主義が導入され始めてはいますが、依然として年功序列が根強く残っています。
ボーナスも会社員のように査定はなく、出勤さえできていれば満額もらえることがほとんどです。
給料は少しずつしか上がりませんが、その分支出を抑えて着実に入金力を上げていければサイドFIREに近づくことができるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
サイドFIREを達成するには、入金力が全てです。
仕事ができる人は、会社員で転職、副業して入金力をドンドン上げていく方がよいでしょう。
仕事ができない人は、公務員で少しずつ入金力を上げていく方がよいでしょう。
入金力を上げる手段は、公務員より会社員の方が多いので、どちらかというと会社員のほうがサイドFIREしやすいのではないかと判断しました。
ただ、公務員にも有利な点はあるので、めげずに頑張ってサイドFIREを目指しましょう!!