FIREの書籍「#シンFIRE理論」を徹底レビュー!

こんにちは!

わたしは、32歳公務員(市役所職員)です。

45歳にサイドFIREを夢見て日々がんばっています!

今回はFIREの書籍について読んだ感想をお伝えします。

みなさんもぜひ参考にしてみてください。

書籍について

著書:#シンFIRE理論

著者:穂高 唯希

全体的な感想

FIREに関するテクニックではなく、FIREを達成した著書の生き方が書かれていました。

自己啓発とFIREを組み合わせたような書籍になっています。

よって、FIREを考え始めた方は1冊目というよりも2,3冊目にこの本を読むことをオススメします。

学んだこと

「常識」という名の「重たい鎧」を脱ごう

日本はよくも悪くも常識や普通であることに対する「同調圧力が強い」「常識を信じている、いや信じすぎている」ということがあります。

「大学はネームバリューやブランドで選ぶことが普通」

「社会人になればスーツを着て革靴を履くことが常識」

こういった普通や常識だから自分も同じ選択をすることに価値はありません。

もっと主体的にものごとを考えるべきです。

主体的に考えることで普通や常識にとらわれずに選択の幅が広がりまし、自分にとって必要なものを選ぶことができます。

例えば、老後2,000万円問題も同じことだと考えます。

「2,000万円なんか用意できるわけがない」と2019年にこの話題で盛り上がりました。

テレビでは「2,000万円ではまだ足りない」、SNSでは「1,000万円あれば十分である」など色々なところで意見が出ていましたが、これも自分ベースに置き換えて考える必要があります。

「持ち家があって単身だから1,000万円も必要ないかな」

「老人ホームに入りたいから3,000万円くらい必要になるかもしれない」

自分の将来を決めるのは、常識や他人ではなく、自分だということを肝に銘じておきましょう。

手放すことの利得

現代では生きる人々は常になにかに追われています。

自分の意志で手に入れたものではなく、向こうから寄ってきたもので埋めつくされてしまいます。

周囲に流されないように、自分にとって価値のないものは手放すことが重要です。

その1つが「浪費」です。

「浪費」を手放すと価値観が確立します。

自分は何を求めているのか、自分にとって本当に必要なものか。

色々なことを経験して、自分の価値観が定めってくると「浪費」という概念がなくなります。

「必要なものにお金を使う」という軸がぶれなくなります。

わたしの場合、20代はカッコイイ車やブランドの機械式時計、数万円する衣服などのモノにお金をかけることが多かったです。

しかし、30代の今になると、ほとんどが「浪費」であったことに気がつきました。

車  :軽自動車のほうが小回りが効いて実用的。

週に1回くらいしか乗らない。

時 計:スマートウオッチのほうがメンテナス費もなく機能的。

衣 服:ユニクロやワークマンでもおしゃれで満足のいくコーディネートができる。

    私服を着る機会が1ヶ月に数回しかない。

20代に色々なことを経験して、自分にとっての「浪費」を知ることができました。

異質に触れよう

将来のために「異質なものに触れ、多様な経験を積み、観点を増やすこと」が重要です。

なぜなら、「異質」を触れずにして己を知ることはできないからです。

異質なものに触れる方法は、異なる環境に飛び込むことです。

小さなことから始めてみましょう。

新しい習い事を始める、いつもとは違う道で帰宅する。社外の人と積極的に付き合う等。

異質なものに触れることで、自分を知ることができ、自分なりの判断軸や観点を持てるようになります。

私は、30歳になってからキックボクシングを始めました。

大それた理由はありませんが、「それまでとは違うことをしてみよう」と思ったからです。

自分に格闘技が向いているとは全く思っていませんでしたが、予想外にハマってしまい今後は試合に出てみたいとまで感じるようになりました。

また、これまでは同じ職業である公務員の人とばかり付き合ってきましたが、仕事外の人と付き合うことが多くなり、話しの幅も広がりましたし、色々な仕事の面白い話を聞くこともできました。

これも異質なものに触れる一例です。

これからも色々な異質に触れていこうと思っています。

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