こんにちは!
わたしは、32歳公務員(市役所職員)です。
45歳にサイドFIREを夢見て日々がんばっています!
今回はFIREの書籍について読んだ感想をお伝えします。
みなさんもぜひ参考にしてみてください。
書籍について
著書:日本版FIRE超入門(経済的な独立と早期リタイアの夢)
著者:山崎 俊輔
全体の感想
FIRE後の人生をどう設計するのか、について詳しく書かれていました。
「マイホームはどうするのか」「年金はどれくらい貰える想定か」「こどもはどうするのか」などなど。
FIRE達成までの貯金方法などは他の本と大差はなかったと思います。
ただ、「転職して収入を上げていくこと」が必須と書かれていましたが、公務員であるわたしは、残業代くらいでしか収入稼げないなと思いました(笑)
学んだこと
住宅の取得はFIRE実現に欠かせない要素のひとつである
この本では、老後は「マイホーム抜きの老後はなかなか苦しい」と述べています。
マイホームを買うとFIREが遠ざかるように思えますが、住宅購入してからFIREする必要があります。
理由として、FIRE後の収入は、資産取崩し以外には公的年金のみの収入になりますが、支給額は最低限の日常生活(満額で6万円程度)であり、家賃までは想定されていないからです。
よって、家賃は資産から支払うことになりますが、生涯いくら支払うことになるでしょうか。
家賃は長生きするほど多く発生しますが、自分が何歳まで生きるかは予想できません。
よって、生涯の家賃代は予想できない不確定要素となります。
不確定要素を先に取り除くためにも、住宅購入を先に行うべきだというものです。
ただ、個人的な意見としては、わたしは完全FIREではなくサイドFIREを目指しており、賃貸でも問題ないと考えています。
年金も、国民年金だけでなく厚生年金も受給できることになっています。
支給額は、計算するとおおよそ10万円/月ほどです。
10万円あれば、家賃の支払いも可能だと考えています。
ただ、マイホームは、サイドFIREを達成するうえで避けては通れない道なので、今後も改めて考えていかなければならない課題だと感じました。
生きがいのないFIREはただの仕事からの逃避
FIRE後は自由時間が格段に増えます。
毎日が日曜日な感覚になるわけです。
FIREにチャレンジする人はまじめな人が多く、いざリタイアした後にどう過ごせばよいか困る方も多いようです。
そこで著者は、「長い期間を通じて続けられる趣味や少しずつ極めていける趣味を早い段階から考えておくことが重要」だと述べています。
ただし、終わりのある趣味は「ロス」を生み出すので注意するべきとのことです。
わたしもサイドFIRE後はどのように過ごすべきか考えてみました。
40代:全国の温泉地に数か月単位で過ごす。原付バイクで日本一周。
50代:畑仕事で自給自足の生活を身に着ける。ブラジリアン柔術に挑戦。
60代:町内会などのボランティア活動を始める。
ざっと思いついたのはこのような感じでしょうか。
70代はまだ後々考えるようにします。
年を重ねても動くことができるよう、今のうちから健康には人一倍気をつけています。
みなさんも、自分ならどのように過ごそうかなと今のうちから考えてみましょう。
こどもがいない人生を選ぶか真剣に考える
「こどもがほしいと思っているなら、その人生の選択によって早期リタイアの夢を断念する(あるいは遅れる)ことになっても、こどもと過ごす人生を選んでみてはどうか」と著者は述べています。
「こどもがいない人生を選ぶ」ことは簡単ですが、あとから「こどもがいる人生を選ぶ」ことは時間に限りがあります。
お金の問題は先送りにできても時間の問題は先送りができないのです。
わたし自身、今はこどもが欲しいと思いませんが、将来のことにもっと真剣に考えないといけないなと感じました。
わたしがサイドFIREするまで13年ほどあります。
人生何が起こるか分かりません。
起こったことに対して、柔軟に対応して後悔のない人生を選択したいと思います。