サイドFIREの書籍「ゆるFIRE」を徹底レビュー!

こんにちは!

わたしは、32歳公務員(市役所職員)です。

45歳にサイドFIREを夢見て日々がんばっています!

今回は、サイドFIREの書籍について読んだ感想をお伝えします。

みなさんもぜひ参考にしてみてください。

書籍の紹介

著書:ゆるFIRE(億万長者になりたいわけじゃない。わたしたちの投資生活)

著者:アラサーdeリタイア管理人 ちー

本日「ゆるFIRE」発売となります | アラサーdeリタイア (simple-hira.com)

全体的な感想

わたしのようなサイドFIREを考え始めた人にオススメ!

「サイドFIREとは何か」「どれくらいの貯金額で目指すべきか」「資金取り崩し方の考え方」など、サイドFIREについてのザックリとした概要が説明されています。

ただ、貯金が順調に進んでいる人やお金の知識がある人は、わざわざ購入までして読む内容ではないかと思います。

NISAについても説明がありましたが、少し前の本なので新NISAまでには対応はしていませんでした。

勉強になった点

貯蓄率50%ルール

「収入や支出は人それぞれだが貯蓄率は手取りの50%を目指したい」と著者は述べています。

それ以下になるとサイドFIREに時間がかかりすぎるし、それ以上は、相当な覚悟と気合いがないと中々達成が難しいとのことです。

では、貯蓄率50%を意識しながら「サイドFIRE後の生活は月にいくら必要なのか」「今の年収から考えてどれくらいの期間でサイドFIREを達成できるのか」を考えていきます。

私の場合、手取りの年収は約400万円です。

よって年間の貯蓄額は200万円となります。

サイドFIRE後の月収は15万程度(税引き前)が必要という結論にいたりました。

アルバイトや派遣で月7万円稼げればと思っていますので、資産の取り崩し額は8万円となります。

以上より必要資産は、3,200万円(8万円/2.5%)となりました。(2.5%は次で解説)

200万円/年の投資を10年間と現資産(約500万円)+退職金(約700万円)で実現できる金額です。

ここには、投資における複利を考慮や、昇給を考慮しておりませんので、実際はもう少し資産は多くなるかなと感じています。

以上のように「どのくらいの期間でいくら貯蓄すればよいのか」を考えることはサイドFIRE達成において非常に重要な視点になることが分かりました。

資産取り崩し2.5%ルール

一般的に年間の取り崩し額は、資産の4%を定額として崩していくと言われることが多いですが、「4%では暴落時がこわい」と著者は述べています。

例えば、暴落で資産が半分まで下落すると、資産の約8%も取り崩すことになってしまい精神的によくありません。

暴落しても回復すると思いますが、お金の不安から自由になるためのサイドFIREでお金の心配をしてしまっては元も子もないということです。

そこで、4%ではなく2.5%が推奨されています。

暴落で資産が半分になったとしても5%の取り崩しで済むので、不安はほとんどなくなります。

散財期も必要である

「20代では資産形成よりも自己投資や物欲をある程度満たし、散財を経験したうえで30代以降からスタートすることがオススメ」と著者は述べています。

「昔は女遊びをしていたけど、結婚したら落ち着いて良い夫になった」みたいな感じだと勝手に思っていますが、著者のこの言葉にはハッとさせられました。

お恥ずかしい話ですが、わたしが20代の頃は、車、時計、服、飲み会、旅行などにお金をつぎ込んでおり、貯金は全くありませんでした。

26歳の時、口座残高が263円になったことを今でも覚えています(笑)

楽しかった思い出もたくさんあるので、散財したことに対して後悔はしていません。

30代になると自然と物欲がなくなり、ここからが第2の人生スタートだと思っています。

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